『 かぐやびより 』 第1回 初監督作品

プチ映画概要解説
神奈川県藤沢市にある福祉施設さんわーくかぐやでの暮らしを延べ120日間施設へ通い続けカメラに焼き付け追いかけたドキュメンタリー。住宅街を抜けた竹林に建つ施設は、精神障がいや発達障がいを抱える人や、一般社会になじめず生きづらさを感じている人のために開かれており、この世にもまれな施設さんわーくかぐやでの四季折々の営みを映しだす映画
- 制作完成年度:2022年3月
- 上映時間:105分
- 公開劇場:鵠沼海岸ミニシアター「シネコヤ」、「CINEMA Chupki TABATA」、「武蔵野大学通信学部:武蔵野キャンパス 6号館 雪頂講堂」、「エコストアパパラギ」、「グループホームおにぎり」、「じゃがいものおうち:尾之間保健センター」、他 多数のミニシアターにて
監督のメッセージ
誰かを愛したい、そして愛されたい、理解し合える仲間が欲しい。
安心して過ごせる居場所が欲しい。
さんわーくかぐやは、そんな思いを叶えてくれる、安らぎの場所なのだろう。
「標準」とか「普通」、あるいは「健常者」とか「障害者」を意識しないでも過ごせる場所。
ありのままでいられる空間で、日々触れ合い、笑い、遊び、そして働く。
共に過ごした贅沢な時間を紡いで、映画「かぐやびより」は生まれた。
映画を撮ることによってしか表現出来ない感情があることを改めて知った。
今だからこそ、このような作品が必要なのではないか?そう確信している。
この作品を改めて観ると、誰もが心のどこかで望んでいる優しい世界を描けたような気がする。
急がなくても良い、ゆっくり、ゆったり、何もしなくても良い。生きているだけで良い。
自分が自分のままでいられる事が本来の楽な生き方。誰もが等しく愛お
しいのだ。
さんわーくかぐやには多様な人が集う
創る人 描く人 働く人寡黙な人 にぎやかな人
踊る人 何もしない人
敏感な人 空想する人
そして
愛されたいと願う人
それぞれが
かけがえのない時間を 生きている
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